もう一日だけ
何度私はこの旅を中断しようと思ったことだろう。そのたびに、もう一日だけ、もう一日だけ前進してみようと自分にいいきかせた。 植村直己(冒険家)
何度私はこの旅を中断しようと思ったことだろう。そのたびに、もう一日だけ、もう一日だけ前進してみようと自分にいいきかせた。 植村直己(冒険家)
過去ばかりあれこれ思い出して、センチになっているわけにはいかない。自分は現在に、未来に生きなければならないのだ。 植村直己(冒険家)
経験の一つ一つが、随分時間の経った今頃になってひょいと帰ってきて、私を勇気づけてくれる。 植村直己(冒険家)
年がいくほど、ますます青春を感じて夢が広がるんです。でも、次に必ず壁はある。それを乗り越えた時、パッとまた新しい世界があります。 植村直己(冒険家)
人の意見も、当然重視しなければならないが、その意見にしたがってばかりいては何もできない。 植村直己(冒険家)
英語ができないフランス語が出来ないなどと言っていたら、一生外国など行けないのだ。男は、一度は体を張って冒険をやるべきだ。 植村直己(冒険家)
あきらめないこと。どんな事態に直面してもあきらめないこと。結局、私のしたことは、それだけのことだったのかもしれない。 植村直己(冒険家)
気が狂いそうな単調さに耐えぬき、弱音を吐きたがる自分に打ち克つ以外にない。進むこと、ひたすら前へ進むこと。 植村直己(冒険家)
私は意志が弱い。その弱さを克服するには、自分を引き下がれない状況に追い込むことだ。 植村直己(冒険家)